自家製豆腐・豆乳・おからを初めてつくる。ヨーグルトも大豆から


自家製豆腐を初めてつくりました。つくってみると案外簡単でした。

まず、大豆150gを600gの水に一昼夜浸しておきます(温かい・暑い季節はもっと短くていいようです)。


その大豆を、浸していた600gの水と一緒にミキサーでガーッと…。


2分ほどミキサーにかけると、なめらかになりました。


鍋で温めていきます。


沸騰してから弱火で約10分。豆腐屋さんから漂ってくる香りがしてきました。

そういえば、近所に昔ながらの個人の豆腐屋さんがあったのに、最近閉店してしまいました。いつも前を通ると売り切れの紙が貼ってあって、最後のほうはお得意さんだけに販売していたようです。早朝からこれを大量に手作業でやるのは大変だろうなぁと思います。


ボールにザルを乗せ、さらしで濾します。


熱あつ! 素手で絞れないので、最後はおたまを押し当てて…。


見事な豆乳ができました。搾りたてを熱いうちに飲んでみると、美味しい! いつも飲んでいる市販の無調整豆乳より濃くて豆の風味が強いです。豆腐にもできます、と書いて販売されている豆乳に近い味でした。ミルク代わりに飲む豆乳と豆腐用では、適切な濃さが違うようです。


おからもできました。大豆から豆腐、豆乳、おからの3つができるのがうれしいです。


豆乳200gにつき小さじ1くらいのにがりを入れて、あとは待つだけで豆腐ができるはず…。


昼すぎに仕込んで、夕方家に帰ると固まっていました! 泡立っていますが、味はよし! この泡を立てないために「消泡剤」とやらを使うのか…。実際につくってみると、よくわかります。普段、「消泡剤不使用」の豆腐を食べていますが、あれはどうやっているんだろう…。さらに美味しく豆腐をつくれるように研究したいと思います。


豆乳は、水で2倍に薄めると、いつも飲んでいる豆乳に似た風味になりました(1.8倍くらいでもいいかも)。国産の自然栽培の大豆でつくりたての豆乳は、市販の豆乳とは味がかなり違うだろうと予想していましたが、それほどの違いはなく、いつも飲んでいる豆乳もいい豆乳なのだろうと思いました。実験してみると、いろいろ見えてきます。


自家製豆乳でつくったヨーグルト。なぜか酸味が少なく、豆腐っぽい仕上がりに。醤油をかけても美味しそうです。とうふは漢字で「豆腐」と書きますが、にがりを入れてつくる豆腐は「腐っている」感がなく、もともと豆腐はこれだったのではないか、という説がわが家では有力です。家の中の菌の状態によって、豆乳を放置しておけば豆乳ヨーグルトができます。


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by 硲 允(about me)