鳥のいる暮らし

畑でツグミらしき鳥の卵を見つけた話を書きましたが、その後、無事に孵化してかわいいヒナが生まれました。


生まれたばかりの頃…写真ではあまりわかりませんが…。庭で生まれたハトの赤ちゃんの写真を撮ったときもいつもそうだったのですが、なぜかぼんやりとした不思議な光が写りこみます。目には見えない不思議な何かが守ってでもいるかのような…


数日後には、はっきりとわかるくちばしが! 


巣はこんな様子。外敵から守るために、竹を立てたり、周りの草を伸ばしたりしています。

親鳥は、近づくとすごいスピードで逃げ去ります。子どもを守ろうとは全くしないのが面白いところです。守るといっても、人間にはたちうちできないと思っているのか、諦めが早いのか、ヒナを攻撃しないのはわかっているけど巣に居続けるのはこわいのか…。


庭で生まれたハトは、巣立ったのかと思いきや、その後も同じ巣で暮らし続けているようです。庭で遊んでいたり、うちの周りの木や物干し竿にとまって窓から家の中を観察していることもよくあります。

先日は、外で野菜の苗づくりをしていると、1メートルちょっとくらいの距離まで何食わぬ顔で近づいてきてびっくりしました。ぼくが作業している近くでずっとエサをついばみ続けていました。他の場所にも食べものはいくらでもありそうですが、近くがいいようです。

それより前のことですが、車で郵便局に行き、駐車場にとめて郵便局で用を済ませて車に戻ると、そのすぐ近くの電柱にとまって、ポッポポッポポーと鳴いていました。尾が白く、鳴き声がまだ練習中の声なので、うちの庭のハトだとわかります。車を追って郵便局までついて来るとは、びっくりしました。「伝書鳩」というのがいるくらいだから、それくらいのことはハトにしてみれば大したことではないのでしょうけれど…。


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by 硲 允(about me)