あちゃー、という感じに、見事に葉っぱを食べられてしまったズッキーニ。犯人はウリハムシくんです。
よく見ると可愛い顔してるんですが…
ウリハムシという名前の通り、ウリ科の野菜の葉っぱが大好きなようで、キュウリやズッキーニやカボチャなどの苗を植えると、すぐに発見してもぐもぐと食べています。
野菜が枯れてしまわない程度に遠慮して食べてくれる分にはいいのですが、食欲があり過ぎて困っています。
こんなに穴だらけ。これくらいならまだ野菜たちは生き残れると思いますが、葉っぱが無くなるくらいまで食べてしまうので困りものです…。
ウリハムシは草木灰が嫌いと聞いたことがあるので、試してみています。
去年も試してみて、根本に撒くくらいでは平気そうで、葉っぱにふりかけておくと効果がありそうだったので、まずジョウロで葉っぱに水をかけて草木灰がくっつきやすくしてから振りかけました。
かけすぎると今度は葉っぱが光合成できなくなってしまいそうなので、ちょっと控えめに。
ウリハムシにしてみれば、大好物に苦いふりかけをかけられたようなものでしょうか。
効果はいかがなものか、楽しみに翌日様子を見に行くと、ウリハムシの数がずいぶん減っていました。灰がうまくかかっていなかった葉にとまっていたり、苦いふりかけくらいなんのその、という様子で灰まみれになりながら食べているツワモノもいましたが、けっこう効果はありそうです。
時々様子を見に行って、追い払うのも効果的かもしれません。ウリハムシたちは、これを食べたら人間が困る、嫌がる、ということをよく知っているようで、近づくと「ヤバい! 来た!」という感じで、一目散に逃げていきます。先祖代々、ウリ科の葉っぱを食べている間に人間に見つかってつぶされてきた記憶がDNAに刻まれているのかもしれません。ところが、ぼくは葉っぱから落とす程度で、つぶしたりしないので、最近はなめられているようで、逃げるスピードが遅くなってきて、逃げようともしない図太いのもいます。甘い顔を見せるとやりたい放題なので要注意です。
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by 硲 允(about me)