お弁当は楽しい

肉も魚も卵も食べず、農薬も化学調味料も食品添加物も放射性物質も食べたくない…となると、お店でいただくのはかなり難しくなる。

すると、必然的にお弁当を持ち歩くことになる。

お弁当をつくるのはちょっと面倒でもあるが、最近、お弁当づくりがちょっと楽しくなってきた。

普段、朝からお米と野菜料理、という食事なので、朝のおかずを多めにつくり、琺瑯のタッパーに詰めるだけで、あっという間にお弁当のできあがり。


誰かに見せるわけでもなく、お弁当コンクールや選手権に出るわけでもなく、インスタにのせて「いいね」をもらう必要もないので、彩りや盛り付けはあまり気にしない。食欲が落ちるほどの見た目は避けたいが、美味しく食べられればOK。

手づくり弁当は見た目がきれいだったり可愛かったりしないといけない、という考えは、お弁当づくりを億劫にさせる。そういえば、お花見に行くと、手づくり弁当ではなく、コンビニかどこかで買ってきたようなものを食べている花見客が多かった。時間が無いのか面倒なのか、市販の弁当のほうが好きなのか、わからないけれど、家でつくったもののほうが健康にいいしゴミもあまり出ない。

公園や植物のあるところで、晴れた日にお弁当を食べると美味しい。食事がてら、簡単にピクニック気分。

雨の日や、食べる場所がみつからないときは、車の中で食べるのもわるくない。

曲げわっぱなんかに入れたらお弁当気分がさらに盛り上がるだろうと思うこともあるけれど、汁の出やすいものを入れにくいし、手入れの手間を考えると、琺瑯のタッパーが便利である(野田琺瑯のと、無印良品のを使っている)。


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by 硲 允(about me)