ノートに書く

紙に書くのは大事だ。

最近、ノートを持ち歩くようにしている。何か思いついたらすぐにメモする。ぼくは忘れっぽいので、書いておかないとすぐに忘れてしまう。ブログに書きたいことを思いついたら、すぐに一行でメモしておく。後からその一行を見れば、何を書きたかったのか思い出せる。書きたいと思った一瞬の気持ちをどこかに書きとどめておくことが大事で、半日後には何だったか思い出せなくなることが多い。半日後どころか、数分後には忘れてしまう。書くときは、その気持ちを思い出せないと書けない。思い出せば後からでも書けるが、あまりに時間が経つと、自分の中で古びてしまい、書く気になれなくて線を引いて消してしまうこともある。

この頃は、毎日文章を何文字書いたかもノートに記録している。書く日は2000文字以上書くことが多いが、朝から予定が入っていたりすると、何も書かない日もある。何も書かない日があっても気にしない。むしろ、書かない日は頭の休憩、書くエネルギーのチャージだと思うことにしている。その日の文字数は、0と書くとちょっと寂しいので、チャージのCと書くことにした。こういうのも記録しておくと、自分の調子の波を振り返るのに役立ちそう。

お金の出入りも記録しはじめた。小学生のお小遣い帳のようなもの。全部同じノートに書いてるけど。お金のことも記録しはじめると、モノの値段に敏感になって面白い。一時、はぶりがよすぎたので、最近は緊縮財政。はぶりがいいときは、ほしいものを見つけたら何も考えずにすぐに買っていたけど、一回で食べきってしまうこのナッツバーを買うより、2倍の値段がしても、相方と一緒に3、4回楽しめるこっちのパンにしたほうがいいなぁ、とか考えるようになった。あまりケチケチはしたくないけど、モノの値段をちゃんと把握して、その時々のふところ事情に合わせて買い物をするのは大事。

その時々にふと思いついた雑感のようなものも、ノートに記録しておくと、後から読んで面白い。あの頃はこんなことを考えてたんやなぁ、というのがわかる。自分もだいぶ変わったなぁ、と思ったり、今も同じようなことを相変わらず考えてるなぁ、とか思ったりする。

ノートは書いている最中楽しくないと、続かない。だから、書いて楽しいこと、面白いことを書く。それと、持ち歩いてうれしいノートと、書くのが気持ちいい筆記用具を選ぶのも大事。