香川県が地域おこし協力隊を2名募集しています。応募締切は5月2日

香川県地域おこし協力隊募集要綱より

香川県が「地域おこし協力隊」を募集しているそうです(参考:香川県地域おこし協力隊の募集について)。

活動内容はこんな感じ。

(1)県内各地で地域づくり活動に取り組む「人」や「団体」の情報を収集し、市町の行政区域を超えた広域的な地域づくり活動や団体の支援、ネットワークの構築
(2)ホームページやSNS等(「さぬきの輪 web」http://sanukinowa.com/)による県内各地で地域づくり活動に取り組む人や団体の情報発信
(3)地域づくり団体を対象とした研修会の企画・運営
(4)県内市町の地域おこし協力隊のネットワークづくりや情報交換、スキルアップの場となる勉強会の企画・運営 

対象者は、以下の4つの条件をすべて満たす方。

(1)次の地域内に在住する方(申込時点)で、委嘱(採用)後に、高松市内に住民票を移動し、生活の拠点を移すことができる方
①3大都市圏内の都市地域(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県)
②3大都市圏外の政令指定都市
※上記①、②のうち条件不利区域(過疎、山村、離島、半島などの地域)に居住している方は除きます。
※「地域おこし協力隊員」であった方(同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内)で、委嘱後高松市内に住民票を移動し、生活の拠点を移すことができる方は対象とします。
※要件に該当するか不明な場合は、個別にお問い合わせください。
(2)パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント)の基本操作ができる方
(3)申込時点で、普通自動車運転免許を有している方
(4)地方公務員法第 16 条に規定する欠格条項に該当せず、心身ともに健康で、誠実に業務を行うことができる方 

報酬はこちら。
月額 172,000 円
 ※採用から1か月は試用期間とし、臨時職員(日額賃金 7,420 円~8,030 円(通勤距離に応じて決定))として採用します。 

都市部から香川に移住して地域のことに関わっていきたい方や、香川でなくてもとにかく地方に移住して活動したい方には選択肢になるかもしれません。

とはいえ、事前にいろいろ調べたうえで、自分に合っているかどうかを判断する必要があります。

ぼくは地域おこし協力隊のことをほとんど知らないのですが、ブロガーのイケダハヤトさんの著書「まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく (幻冬舎新書)」を読むと、「地域おこし協力隊の落とし穴」が紹介されていました。



どういうことかというと、協力隊になったけれど、不慣れな役場が制度をよく理解していなくて、まったく活動できずに任期が終わってしまったという話が各地で聞こえてきているとのことです。

面接を受けることになると思いますが、逆にみなさんが自治体側を面接するつもりで臨むと、ハズレを引く可能性も減らせるかと思います。(p. 185)

やる気にあふれている方ほど、よくよく調べてからにしないと、自分のエネルギーを出し切れないフラストレーションを感じるおそれがあるように思います。

香川県の今回の募集の場合、業務内容がけっこう具体的になっているので、入ってからの業務や、そういう仕事をやりたいかどうかをイメージしやすいと思います。香川で地域おこし協力隊として既に活動している方たちに事前に話を聞かせてもらうのもいいかもしれません。「さぬきの輪」というウェブサイトで隊員の名前やプロフィールが紹介されています。