映画『あまくない砂糖の話』、スプーン40杯の砂糖を60日連続で摂取するとどうなるか?



「砂糖税」についての記事を書きましたが、砂糖の危険性について考えるのによさそうな映画があります。

オーストラリアのデイモン・ガモー監督が、一日にティースプーン40杯分の砂糖を60日間連続で摂取する実験をおこないながら撮影した映画『あまくない砂糖の話(原題:That Sugar Film)』。この春から全国公開されています。

ガモー監督は、初めてのお子さんが生まれる前に、砂糖と健康に関する確かな答えを求めましたが、砂糖が人に与える影響についての見解はバラバラで、「最終的に信用できるのは自分の経験だけ」と思って実験に乗り出したそうです。

実験のルールは以下の5つ。

1. 1日にティースプーン40杯分の砂糖(160g)を消費すること
2. ソフトドリンクやアイスクリーム、チョコレートなどのお菓子の類は避ける
3. 低脂肪ヨーグルトやシリアル等の「実は砂糖が多い食品」から摂る
4. 必ず「低脂肪」の食品を選ぶこと
5. ジョギングや筋トレなどの運動習慣は続けること


マクドナルドのファストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録した『スーパーサイズ・ミー』という映画がありますが、その「砂糖版」です。砂糖をちょっとでも食べると歯茎が腫れてくるぼくにはとてもマネできない芸当です。

オーストラリアでは、ドキュメンタリー映画で動員数過去NO.1を記録したらしく、砂糖漬けになった監督のおかげで、砂糖の危険性を痛感した人が数多くいることと思います。今のところ四国での上映予定はありませんが、機会があれば見てみたいと思います。全国の上映情報はこちら

予告編↓