いつの間にか増えてきたアロマオイル。いろいろ種類があってぼくは把握しきれておらず、いつも相方に調合をお願いしている。
上の写真が、常備している8種類らしい。今回、その8種類と、普段の使い方をご紹介したい。
ローズマリー
ローズマリーは、頭脳を明晰にし、記憶力アップにも効果があるといわれている。たしかに、頭がシャキッとしそうな香りがする。最近、記憶力の衰えを感じるので、ありがたいハーブ。血の巡りをよくして体を温めてくれる効果もあるらしく、手づくりバスソルトに使用している。
↑ローズマリーは何種類かあり、こちらはうちで使っている「カンファー」のタイプ。「カンファー」は血行促進作用が高いけど皮膚刺激が強めなので、敏感肌の方は下の「シネオール」のほうが安心かもしれない。
ラベンダー
気持ちを落ち着かせたり、抗菌・鎮静などの効果があるとされているラベンダー。バスソルトのほか、アルコールに混ぜて掃除用スプレーにしたり、手づくり虫除けスプレーにも使用している。
ペパーミント
おなじみのすっきりとした香りは、熱を冷ましたり、胃腸の調整、集中力アップ、抗菌作用などの効果があるといわれている。うちでは掃除用スプレーや虫よけスプレーに使っている。このスプレーを使って部屋の拭き掃除をすると、部屋中にいい香りが漂ってうれしくなる。
シトロネラ
馴染みのない植物だけど、スリランカなどの熱帯地域で育つイネ科の植物で、防虫効果があるらしい。抗菌作用や抗うつ作用もあるといわれている。蚊よけにもなるらしく、うちでは虫よけスプレーに入れている。
ティートゥリー
ティートゥリーは、虫除け、抗菌、抗炎症、免疫力アップなどの効能があるといわれている。うちでは虫よけスプレーのほか、手づくりマウスウォッシュにも配合している。
虫刺されや火傷に塗るのもいいらしく、はっさくを剥いて爪を怪我したときにもぬってみた(ちょっとしみたけれど、いかにも抗菌作用がありそうな感じがした)。
ローズゼラニウム
ローズゼラニウムは、皮脂や肌のうるおいのバランスを調整してくれたり、抗菌作用もあるといわれている。乾燥肌やニキビなど、肌のトラブルにも効くらしい。うちではフェイシャルオイルに配合している。この香りをかぐと元気が出る。
フランキンセンス
フランキンセンスは最近まで知らなかったが、古代エジプトの神殿での祭式に用いられたり、古くから利用されてきたらしい。鎮静作用、細胞の活性化などの効果があるといわれ、うちではローズゼラニウムとともにフェイシャルオイルに使用している。
くす
楠(くすのき)のオイルは、虫除け、抗炎症、抗菌、血行促進などの効能があるといわれている。うちでは、九州産の楠から抽出したカンファー(樟脳)を使用したオイルを衣類の防虫ブロックに塗って使っている。化学の防虫剤のにおいは好きになれないけれど、これはいくら服に移っても気にならないいい香り。
最後に
人間はにおいによる影響を無意識のうちに結構受けているように思う。いい香りの中にいると気分が落ち着いて元気が出てくるし、不快なにおいを嗅いでいると落ち着かなくなってイライラしてくることもある。それぞれの植物の精油には、科学では分析しきれていないような隠された効能もあるように思うので、謳われている効能だけにとらわれず、その時々の気分に応じて使用するのもいいかもしれない。
アロマオイルはいろんなメーカーのものがあるが、今のところmeadows(メドウズ)のアロマオイルが一番気に入っている(meadowsについて、詳しくはこちら)。
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by 硲 允(about me)
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