相方作の手づくり布財布。暮らしのモノをつくる楽しみ

植物性の素材でできていて、デザインや形が気に入り、つくり手の想いに共感する財布というのはなかなか見つからない。

そこで、相方は自分でつくった。


すべて手縫いで、鳥の刺繍が入っている。


中央に硬貨、サイドに紙幣が入る。カードポケットもたっぷり。自分でつくると、自分が使いやすいように自由につくれるのがいい。


天然石のストラップも麻ひもを編んで手づくり。

数日かかって完成した。こんな財布が自分でつくれるとは!

つくり方は、下の本を参考にしたらしい。

布で作ろう、革で作ろう わたしのお財布:コインケースから長財布まで全97作品(越膳夕香 著)


見ているとぼくもつくりたくなってきた(縫い物も始めたいと思っているが、そのうちもっと時間に余裕ができたら…)。

「販売したら?」と言ってみたけれど、手縫いだと時間がかかりすぎて一つ数万円の値段をつけないと疲弊してしまうようだ。日常で使うものは、材料にこだわって手づくりで丁寧につくると、一般的な値段で販売するにはとても割に合わないことが多い。だけど、自分の分を一つつくるのは、時間はそれほど問題にならないし楽しい。自分のものを自分でつくる人が増えてきたら、世の中の「商品」ももっと楽しく変化してくるようにも思う。


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by 硲 允(about me)
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