梅仕事の季節。今年も梅肉エキスをつくった。
青梅を頼んだはずが、届いたときにはだいぶ黄色くなっていた。まぁ、大丈夫か、ということで、セラミックのおろし器ですりおろし始めた。
黄色くなってきた梅は果肉が一気に外れてすりおろすのがなかなか大変。はっさくを剥いていて右手の爪をケガしたのがまだ治りきらず、左手の人差し指もギターを無理して弾いて痛めていて、梅のすりおろしは半分でギブアップ…残りは相方がすりおろしてくれた。
熟しかけた梅はいい香りがし、すりおろしていると食欲がわいてくる。手についた梅がもったいないので舐めようとするが、青梅はそのまま食べたらあかんって自分でブログに書いてたで、と相方のつっこみ。
すりおろした梅をさらしで濾して…
鍋でじっくり火にかける。
熟しすぎていたのか、前回のように真っ黒にならないが、これでよしとした。
梅肉エキスは、「家庭の味 手作り食品」(東城百合子 著)という本によると、「消化器一切の妙薬」とのことで、日射病、動悸、便秘、感冒、熱などに効果があるらしい。
冬に風邪をひいたときに食べてみたら妙に元気が出た。食欲がなかったのにこれはどんどん食べたくなって(そんなにたくさん食べるようなものではないけれど)、体が求めているようだった。
梅肉エキスの絞りかすは、ハチミツを加えてジャムにした。ヨーグルトにかけて食べると美味しい!
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by 硲 允(about me)
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