「気をゆっくり抜く」話。がたっとくるのを防ぐために…


前に同じ職場で働いていた友人のすすめで、とある格闘家(もうお名前を忘れてしまった…)のメルマガを購読していた。

その内容はほとんど忘れてしまったけれど、「気をゆっくり抜く」話だけはなぜか強く印象に残っていて、その後も実践している。

気を張り詰めていた後で、一気に気を抜くと体調を崩してしまいやすいから、そういうときはゆっくりと少しずつ気を抜くといい、という話だった。

いそがしい日が続いたり、緊張を強いられたり、大きめの仕事を完了した後など、ほっとして一気に気を抜きたくなりがちだけど、「おっと…」とこの話を思い出して、ゆっくり気を抜くようにしている。そう心がけるようになってから、たしかに「がたっとくる」ことがなくなった。

ゆっくり気を抜くには、今終えたことを冷静に振り返って反省したり、さっそく次の予定や計画のことを考え始めて気を引き締め直したり、というようなことをしている。

一日単位でも、「気」のコントロールは大事。ぼくは夜寝る直前までパソコンに向かって気を張り詰めた仕事をしていると、寝付きがわるかったり、眠りが浅かったり、歯ぎしりをしたりしやすくなる。

夕食の後くらいからは、寝るモードに切り替えて、ちょっとずつ気を抜いていくのがよさそう。そういう切り替えには、音楽にも助けられている。

夜になると、オスカー・ピーターソンのピアノが聴きたくなる。



最近は、濱口祐自さんの「竹林パワーの夢」。



ギターの音が心地よく、疲れた夜に聴くと、あっという間に夢の世界にいざなわれる…。


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by 硲 允(about me)
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