しぐれ味噌をつくる。美味しいし身体も温まる。冬の常備菜に

鉄火味噌は家でつくったことがありましたが、「しぐれ味噌」を初めてつくってみました。

「時雨(しぐれ)味噌」というものが存在することすら知らなかったのですが、『中島デコのマクロビオティック 玄米・根菜・豆料理』という本のレシピを参考にさせてもらいながらつくりました。




冬の料理には石油ストーブと鋳物のフライパンが大活躍。まず、みじん切りにした玉ねぎをじっくり炒めます。


他に入れるのは、ニンジンとごぼうとレンコン。それからショウガ。全部みじん切りにするのは思ったより大変! 薪づくりをした後で手が疲れていたのもあって、途中で手がおかしくなってきました(でも、みじん切りは楽しい)。


玉ねぎ以外の材料も加えて、上に自家製味噌を乗せました。水も加えて、じっくり火にかけます。


火がしっかり通った頃にかき混ぜて、最後にショウガも入れました。


玉ねぎ、ニンジン、ごぼう、蓮根…これらの根菜に味噌とショウガが加わるという組み合わせは絶妙。ご飯のおともに最高です。

それにしても、なんで「時雨」味噌って言うんだろう? 根菜の育つ時期が時雨の降る頃で、みじん切りにした様子が雨っぽいからやろか?

小学生の頃の給食は美味しくないメニューも多くて食べきるのが大変だったけど、「三色どんぶり」というのは好きなメニュートップ5に入るメニューで、それを思い出した。三色というのは、ひき肉と、絹さやと人参だったように記憶していて、素材は人参だけしか同じではないのですが。好きだった三色どんぶりよりも時雨みそかけご飯の方が美味しい。お肉は食べなくなったけど、お肉よりも美味しく感じるものに出会えてよかった。

根菜は身体を温めると言われていて、しぐれ味噌を毎日食べていると冬を元気に乗り越えられそうな気がする。冷蔵庫がなくても常温で日持ちするし、冬の常備菜にしたいと思いました。もう食べきってしまったので、またつくらないと!


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by 硲 允(about me)
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