「しめ飾りづくりワークショップ@zakka カガラカン」を開催しました。
まだ新年には少し早く、その前にクリスマスを迎えるということで、クリスマスを過ぎるまではクリスマス飾りにもできるように、クリスマスっぽい飾りも用意しました。
上の写真に写っているのは相方作の作例で、真ん中のオレンジ色の大きな実は、カラスウリ。
山か森林公園のようなところへ行って落ちている実を探そうかとも思ったのですが、庭や家の近所の探すほうが自然な感じもし、家の周りを探し歩きました。ついでに夏の間に茂ったヤブの手入れにもなり、やっぱり、こういう季節の飾りものというのは本来、身近な自然で、日常の暮らしの延長にあるもので手作りで自分たちでつくるものだという気がしました。
カラスウリのほかにご用意したのは、庭で育っているクロガネモチ(苦労がねぇ金持ちになれるといわれている。ダジャレみたいなものですが)、黒い実がきれいな(多分)ツゲ、近所で見つけたノイバラ、庭木の手入れのお手伝いで伐採してきた貝塚伊吹という木の葉っぱ。それに、zakka カガラカンの庭で育っているナンキンハゼの白い実がついた枝。
藁は、無農薬・無肥料で育ったうちの稲から。自然農法を提唱した福岡正信さんが生み出したハッピーヒルという珍しい品種で、最初に、お米づくりのお話もさせていただきました。
しめ飾りづくりは、藁の余分は葉っぱを取り除くところからスタートし、縄をなって、お好みの素材で飾り付けをし、それぞれ、素敵な作品ができあがりました。
途中、参加された小さな子どもさんがカラスウリを食べ始めたので、大丈夫だろうかと思って味見してみたところ、甘くて予想外の美味でした(あとから苦味が少し来ますが・・)。
飾り付けで残ったカラスウリを子どもたちが割って食べ始め、カラスウリでずいぶん遊んでいました。子どもたちの感性には毎回教わるところがたくさんあります。
カラスウリのネックレスもつくってみました。 |
参加者みなさん楽しんでいただけたようで、今年を締めくくる楽しいイベントとなりました。ご協力・ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
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by 硲 允(about me)
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