コープかがわは食品リサイクル率98%以上。分別してたい肥にしているらしい。

昨日、香川県庁の環境関連の部署を訪れた際、「さぬきっ子 環境スタディ」という県による環境学習教材の案内をもらってきました。

大型パネルやDVD動画を活用した、香川県独自の環境教材が県内すべての小・中学校に配布されているそうです。

副教材として動画も作成されていて、その第3弾は「仕事編」。

環境活動に取り組む企業や団体の5つのケースが取り上げられていて、そのうちの一つは、「コープかがわ」による食品廃棄物を減らす取り組み。



日本国内での食品廃棄物の量は、年間約1800万トンで、一人あたりでは、毎日おにぎり1~2個分の食品が毎日捨てられている計算になるそうです。



コープかがわでは、賞味期限や消費期限が過ぎた商品を、それまではパックごと廃棄していたそうですが、パックや袋から出して分別するようになり、下のグラフのように食品リサイクル率が劇的にアップしています(2010年 55%→2014年 98.2%)。


分別された食品は、リサイクル業者に引き渡され、主にたい肥化され、畑の肥料として利用されるらしい。

ほぼ廃棄せずにリサイクルするといっても、その食品をつくったり運搬したりする際のエネルギーや労働力や時間が無駄になっているわけですが、活用せずに捨ててしまうよりかはよっぽどいいですね。

役場での打ち合わせを終えた後は、県庁の食堂でランチにしました。


ゴーヤのカーテンで涼し気です。


うどん、そば、おにぎり、定食、スパゲティ、いろいろな小鉢・・・何でもあり、という感じで、大学の食堂を思い出しました。


かけうどんの大(300円)を頼みました。


さすがは香川。こういうところのうどんも結構おいしいです。一緒に行った方に聞くと、ここの食堂もコープが運営しているということでした。


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