注文の多い客、タリーズへ。無糖、無香料のジュースをグラスで

近所のタリーズに時々行きます。

カフェラテが飲みたいところですが、この季節、あせもに悩まされていて刺激物を避けているので、ジュースを飲もうと思いました。

果物100%らしきジュースは、「フルーツスクイーズ 100%」と「ブラッドオレンジジュース」の2種類。

「スクイーズ」(squeeze)は「絞る」ということなので、注文を受けてから絞ってくれるんかな? フルーツって何が入ってるんやろ? と、名前だけではよくわからないので、店員さんに聞いてみました。

「このフルーツジュースって、何が入ってるんですか?」

「いろんな果物が入っていて、まぁ、ミックスジュースです」

「そのいろんな果物って、どういう果物が入ってるんですか?」

店員さんは奥に行って、1リットルの牛乳パックと同じ形で、原材料以外なにも書いていないパックをもって戻ってきました(スクイーズやのに、パックかいな!)。

「リンゴ、マンダリンオレンジ、レモンなどが入っているようです」

「『など』って他に何が入ってるんですか?」

カウンターに乗り出して表示を見ると、「香料」と書かれていました。

「香料」の表記を見て難色を示しているぼくを見て、一緒にいた相方は、「ブラッドオレンジジュースにも入ってると思うで」と言いました。

念のため、ブラッドオレンジジュースについても店員さんに確認・・・

「ブラッドオレンジジュースも100%ですか? 香料が入ってるか見てもらえますか?」

休日で客が多く、いつの間にやら、ぼくらの後ろには行列ができていました。

「もう、この人と来るのイヤ」と相方のつっこみ。

奥にいた別の女性の店員さんが、「加糖かどうかってこと? 入っとらんよ、ストレートやけん」と話すのが聞こえてきました。

店員のお兄さんが戻ってきて、香料も入っていないとのこと。

スクイーズのほうは香料を加えるくらいなので、おそらく濃縮還元だと思いますが、ブラッドオレンジジュースはストレートで香料も入っていないとのことなので、スクイーズより30円高いですがこっちにしました。

「グラスに入れてもらうことできますか?」と相方。

可能とのことで、ようやく「商談成立」。


使い捨てのプラスチックのカップで飲むより、グラスで飲んだほうが見た目もきれいで、プラスチックのにおいがしないので美味しいです。

相方はよくマイカップ(水筒)を持ち歩いてそれに入れてもらっていますが(マイカップ持参で30円引きになります)、この日はお茶を入れてきていたので、マグカップ。


「紙カップはにおいがするし、マグカップで飲んだほうが絶対美味しい」と相方。

いつもはコーヒーなので、冷たい飲み物をグラスに入れてもらえることを初めて知りました。

「できますよ!って、期待に応えられてうれしそうだったね」と相方。

マグカップやグラスに入れてもらうと、店員さんとしては洗い物の仕事が増えますが、嫌な顔をされたことはありません。

「マグカップを洗うのに水を使うからどっちがエコかわからない」という話を何かで読んだことがありますが、紙カップやプラスチックカップをつくるのにも水が必要だろうし、新しく作る度、運んでくる度に材料や燃料が必要だし、そのための施設を運営するのにも水やエネルギーが必要なので、マグカップやグラスを繰り返し使うほうが環境負荷が少ないと思います。

それに、紙やプラスチックより、グラスや陶器で飲んだほうがやっぱり美味しい。

カップを洗う水をムダにしないためには、竹のマイカップを持っていて、洗わずに土に還してしまうという手もあります!



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