屋島(香川県高松市)の登山道の草刈り。森の中は真夏でも涼しくて快適です。

By 屋嶋の仙人

屋島は、香川県高松市にあり、源平合戦の舞台となった、台形型の山です。かつては遠浅の海を隔てた島だったそうですが、現在では埋め立てられて陸続きになっています。てっぺんが屋根のような形をしているので屋島と呼ばれるそうです。

場所はこの辺り。




森づくりや環境教育活動を行うNPO「フォレスターズかがわ」では、昨年度まで、基本的に毎月1回、ここで森の手入れを行っていました。

間伐がひと段落ついたので、今年度は、時々草刈りをしたり、シイタケの榾木(ほだぎ)の管理をしたりの予定。

登山道の草がだいぶ伸びてきていたので、みんなで草刈りをしました。



まだ出くわしたことがありませんが、この辺りはイノシシが出るそうで、街なかに逃げ出さないように柵がしてあります。「イノシシへのエサやりは厳禁です」と書かれていますが、エサやりする人がいるのでしょうか!?


「東山地墓地」を抜けたところから始まる登山道は、こんな様子になっていました。


毎日登山者がけっこうたくさんいるようです。毎日のように登る方もいるようで、累計で何回登ったかを競う「番付」もあり、上のほうまで登ったところで名簿を見たことがあります。

イベントをしたりシイタケを育てたりしている雑木林も草が茂っていたので、ここも草刈り。


シイタケの榾木用に伐ったクヌギ、から新たに芽が出て、見事に育っていました(「萌芽更新」といいます)。


すっきりした広場でひと休み。


この季節はさすがに暑いだろうなぁと覚悟していたけど、街なかとは違い、風が冷たくて、汗がすぐに引きます。真昼でもエアコン要らずの快適さ。蚊も来ないし、こんな場所が家の近くにあったらいいなぁ。


キクラゲもありました。

草を刈り終えた登山道。歩きやすくなりました。


なぜか自転車が発見されました!



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