7月17日(日)、香川県まんのう町の「国営讃岐まんのう公園」で「それゆけ!きこり探検隊!~ヒノキの間伐とキノコのホダ木管理~」というイベントが開催され、ぼくもスタッフとして参加してきました。
朝からしとしと雨でしたが、イベントの最中はちょうど止んでくれて、暑さも厳しくなく、ちょうどいいお天気でした。
まだ保育園くらいの年齢のこどもたちも参加してくれて、小さな手袋に小さな鋸を持って、間伐する木を一所懸命に引いていました。
伐り倒した木は、枝払いし、それぞれ好きな部分を好きな長さに切って、皮をむいてお土産に持って帰りました。
この写真はぼくが前につくったメガネスタンドですが、皮をむくとこのようにツルツルの表面が現れます。
雨の後で木が水分をたくさん含み、皮がつるっとむけました。まんのう中学校の中学生たちもボランティア活動として来てくれていて、「裂けるチーズのようにむけて面白かった」と、ユニークな表現で感想を話してくれました。
「それゆけ!きこり探検隊!」は、毎回内容が盛りだくさん。
木を伐った後は、シイタケの榾木(ほだぎ)の管理。
菌が全体に程よく行き渡るように、菌打ちした榾木を定期的にひっくり返す必要があり、その作業をしました。このイベントは定期的に開催されていて、シイタケを食べられる回とそうでない回がありますが、こういう作業を経験した後で食べるシイタケの味は特別だと思います。
こちらは今回初登場。
「なんだろ?」と思ったら、カブトムシの産卵場をつくるそうです。
落ち葉と竹のチップを大量に放り込んでスコップで混ぜていきます。竹チップが発酵して強烈なにおいがし、「鼻がおかしくなる!」と言いながらわいわい楽しんでいました。
よく動いてお腹が空いたところで、お昼は流しそうめん。
竹の上を水に乗って流れてくるソーメンは涼しげで、こうやってみんなで食べると美味しさが何倍にもなります。
途中で本格的な雨が降ってきて、スタッフはその後、調理室で流れないソーメンをいただきました(流れなくても美味しい!)。
次回は秋に開催の予定です。
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