東京にいた頃、仕事帰りでときどき寄った新宿のベトナム料理屋では、各テーブルの上に、水の入ったグラスに差されたパクチーがあり、料理に自由に加えることができました。あの香りが好きで、料理を待ちながらパクチーだけをポリポリと食べたものです。
苗を分けていただいて畑で育ったパクチーが、5月に花を咲かせました。
そして、種ができ、畑で放置しているうちにカラカラに乾燥していました。
アップで見ると・・・
この種を蒔いてまた育てようと思いますが、パクチーは種も香辛料として食べられます(コリアンダーシードと呼ばれます)。
お気に入りのネパール・カレーにも入っているので知りました。
ネパールカレー ベジタブルマサラ 4皿分×2セット入
どうやって食べるんだろう?
とりあえずそのまま口に入れて噛んでみると、どこかで食べたことのある味がしました(コリアンダーシードだけで食べるのは初めて)
割ってみると・・・
中に小さな種が入っているのかも、とも思ったのですが、どうやらこれ自体で一つの種のようです。
相方が根気よく種だけにして瓶に入れてくれました。畑に放置しすぎて黒くなってしまったものもあり、それを取り除くのも大変らしい…。
ネットで調べてみると、丸ごとピクルスに入れたり、砕いて魚料理や肉料理にまぶしたりするらしい。カレーの場合は粉末にするようです。
熱を加えたら丸ごとでも大丈夫だろう、と思い、野菜炒めに早速使ってみることにしました。
まずはオリーブオイルでコリアンダーシードを熱します。これで油に風味が移ったかな?
夏野菜いろいろ。
完成! 見た目はビミョーですが、美味しく出来上がりました。コリアンダーシードの風味は全体的にはわずかにするかなぁという感じですが、ときどき丸ごとのシードが口に入ると、「インパクト大」です。よく噛めばいけますが、ちょっとかたいので、丸ごとではなく砕いて全体に行き渡らせたほうがよさそうです。
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