クリントン元大統領がプラントベースのホールフードに切り替えていたという話を読んで。

アメリカのクリントン元大統領は、食事を植物ベースのホールフードの切り替えることで、体重が10kg以上減少し、心臓発作が再発しない体になったことが一時話題になったらしい。

話題になったことを知らなかったのだけど、よく買い物をする「びんちょうたんコム」から届いた「らくなちゅらる通信」(vo.155/ 2020年8月号)で鈴木整形外科 院長の鈴木晴恵さんの記事(「健康長寿のための食事」)を読んで知った。

ぼくもだんだんと動物性食品を食べなくなり、今では普段、植物性だけの食事となり、体のいろんな不調が改善していきました。お肉を食べないと言うと、タンパク質不足を心配されることが多いけれど、上の記事によると、植物性の食材(なるべく精製加工しないで食べる)だけで十分なタンパク質を摂取できるばかりか、健康にとって有益なその他の栄養素を一緒に摂ることができ、さらに、病気を引き起こしたり進行させる悪い要素を体に取り込むことを抑制でき、地球環境を守ることもできる究極の食べものだという。

「プラントベースホールフードはがんや心臓病、脳卒中、糖尿病などあらゆる慢性病に対して有効でかつ、費用効率が高い治療法で医療費の大幅な削減さえも望めます」とのこと。

お肉などの動物性食品を食べると元気が出ると長年信じていると、植物だけの食事で大丈夫なものだろうか、と最初は不安になりがちだけど、実際に試してみるとよくわかる。植物性食品といっても、生命力のない野菜や穀物では元気が出ないので、植物性の中でも何を選ぶかが大事。ぼくはお肉ばかり食べていた頃、いつもフラフラでいろんなおかしな病気にかかり、風邪もしょっちゅうひいていたが、食事を変えていくうちに、だんだん体調がよくなり、風邪もめったにひかなくなった(去年は珍しくインフルエンザらしき風邪にかかったが、家で寝て治した)。新型コロナでこんな状況になり、今後もどんなウイルスが登場するかわからないような時代にあって、普段の食事の重要性がますます増しているように思う。


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by 硲 允(about me)