だいぶ涼しくなってきて、そろそろ衣替えの季節です。
昔は、季節外れの服を仕舞っておく衣装ケースやタンスに、化学物資の入った防虫剤を使っていたこともありますが、ぼくは鼻が敏感なほうで、あの臭いが嫌でした・・・。天然成分のものを使い出すと、元には戻れなくなります。
今までいろんな商品を試してみて、どれがいいのかいまいちよくわかりませんが、どんなのがあるのか改めて調べてみました。
天然成分 防虫剤 タンス用 (25包入り)
珪酸カルシウム粒に「フィトンチッドα」(30種類以上の樹木精油をブレンドした天然成分)を含ませているそうです。amazonのレビューには、ヒノキの爽やかな香りがすると書かれていました。ヒノキといえば、足のたくさんいるあの虫を寄せ付けない効果もあるといわれています。開封後、約3ヶ月間効果が持続するとのこと。
NATURAPLUS (ナチュラプラス) 衣類用アロマ防虫剤クローゼット用
こちらはクローゼットにかけておくタイプ。化学成分を一切使わず、ユーカリ、ヒバ、ヒノキ、リモネンなど、30種類以上の植物エッセンシャルオイルをブレンドしていて、「さわやかな柑橘系」の香りだそうです。
こうした忌避成分をしみこませるチップには、国産の杉の間伐材を使用ていて、防虫剤として使った後は、チップを取り出して靴の消臭などにも利用できるとのこと。使用後、そのまま土に還せるのはいいですね。
[REDECKER/レデッカー]レッドシダー(100%天然素材の防虫剤)
これは見たところ、木のまんま。レッドシダーという杉を使っていて、こちらも化学薬品を一切使用していないとのこと。レッドシダーは、外敵から身を守るための「シドロル」という天然の防虫成分をたくさん含んでいるらしい。どれくらい効果が持続するのか書かれていませんが、この商品も、使用後、他の用途で活用できそう。
Natural Stuff 100%天然防虫剤 天然木防虫・除湿効果 アロマティックシダーブロック
他にもいろんな商品がありますが、自分でつくるのもありですね。
「ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary」という本には、ラベンダーやミント、ヨモギなどを使って「虫よけサッシェ」をつくる方法が紹介されています。
まだ家の網戸すら直せていなくて、サッシェをつくるどころの状態ではありませんが、そういう余裕のある暮らしがしたいものです。
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