「しゅわさかさん」は発酵が進むとお酢代わりに使える。いつか「しゅわさか寿司」を…


畑仕事から帰ってきて、カモミールティーに「しゅわさかさん」を入れて飲もうと、青い瓶を手に取りました。

「これ、しゅわさかさんかな?」

相方に聞くと、水かもしれないと言います。匂いをかいでみると、「しゅわさかん」でした(ちなみに、「しゅわさかさん」というのは、世界のあちこちの野草などの善玉菌が入った飲みもので、これを飲むと、お腹の中の善玉菌が増えて元気になるそうです)。

「しゅわさかさんの匂いするで」

相方は慌てて台所へ行きました。ぼくが畑に行っている間につくってくれていたカレー風の料理に、水の代わりに「しゅわさかさん」を入れてしまったようです。

「しゅわさかさん」は、発酵が進むと酸味が出てお酢のようになります。カモミールティで割ろうとしていたのは、酸っぱすぎてそのまま飲むのはきついからです。カモミールティ単体だとぼくには「パンチが足りないので(カモミールティにパンチを求めるのがおかしいと相方にはよく突っ込まれますが)、「しゅわさかさん」を足すとちょうどいい塩梅になります。

「しゅわさかさん」はもはやお酢のような状態なので、料理に入れても、お酢を入れるのとそう味は変わらないだろうと思いました。「酢豚みたいな感じになるんじゃないん?」(豚は入っていなくて、野菜とキノコだけですが)



こんな感じに出来上がりました。見た目は酸辣湯(サンラータン)っぽい。

味見してみると、味も酸辣湯に似ていて、唐辛子を入れたら酸辣湯になりそうでした。やっぱりお酢代わりに使えそう。

お酢はうちでは、京都・丹後の山里で農薬を使わずに育てられたお米と湧水を使って昔ながらの方法でつくられた「富士酢」を使っていますが、けっこう高級品なので、どかどかとは使えません。


飯尾醸造 純米冨士酢 900mL


「しゅわさかさん」は、水と糖分(黒砂糖やハチミツなど)を足せばどんどん増えるので、酸っぱくなるまで置いておけばお酢代わりにどんどん使えます。

そのうち「しゅわさかさん」を使った酢飯でお寿司をつくってみたいなぁと思いつきました。友だちを呼んで、「しゅわさかさん手巻き寿司パーティー」もいいなぁ。


【関連記事】