一晩放置されたパスタのゆで汁を見た相方が、これは糊に使えそうだとひらめきました。
ちなみに、普通、パスタというとたくさんの水で茹でたほうが美味しいとされていると思いますが、うちは「ずぼらパスタ」なので、これくらいの小さな鍋で茹でるため、ゆで汁がかなり濃くなっています。
ためしに、製本で出た紙の切れ端を貼り合わせてみました。しばらく置くと…
ばっちりくっついていました。
ちなみに、製本に小麦粉糊を使ったこともありますが、水分が多くて紙がふやけてしまうので、最近は、植物由来成分を使用しているPrittのスティックのりを使っています。
コクヨ プリットスティックのり レギュラーサイズ タ-310-5P
この手の糊を他にもいろいろ試してみたのですが、中にははみ出したのりが乾いたときにべとつくものや、簡単に剥がれてしまうものもあり、今のところこれが一番気に入っています。
以前、障子を張り替えるときに、化学物質を使った糊を使いたくないので、小麦粉を水に溶いて火にかけて「でんぷん糊(小麦粉糊)」をつくったことがあります。食べものを糊に使う、というのはちょっと抵抗があったのですが、わざわざそのために小麦粉を使わなくても、パスタのゆで汁でいけそうです。
障子を張り替えたくなったら、パスタを食べよう。
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