高知には、自然エネルギーの活用に積極的に取り組んでいる梼原（ゆすはら）町という町があり、去年、NPO国産材住宅推進協会のツアーで初めて訪れました。
大満足のツアーで、今年も開催されるそうなので、ご紹介します。
愛媛県との県境に位置する梼原町は、坂本龍馬脱藩の道で名高い町です。町面積の91%を森林が占め、標高1455mにもなる雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の小さな町です。
この自然の恵みを生かし、町の消費エネルギーの全てを太陽光、風水力、バイオマスなどの自然エネルギーで賄うことを目指している環境モデル都市でもあります。
今回のツアーでは、カルスト台地に立つ風力発電と、豊かな森林（FSC認証）※の伐採現場視察、そして梼原材を利用した低炭素住宅（LCCM住宅）のモデルハウスを見学します。
また、建築家・隈研吾さんが設計した梼原庁舎や雲の上の温泉とホテルをつなぐ回廊など見所満載です。お楽しみの夕食は農家民宿「かわい」のお母さん３人がつくる、この地ならではの山菜や川魚などの田舎皿鉢料理が、旅の疲れを癒してくれます。（NPO国産材住宅推進協会ウェブサイトより）
一泊二日ですが、盛りだくさんの内容です。もう何年も毎年開催されているそうで、廻り方などが熟練されているので、盛りだくさんの割に急かされる感じもなく、ゆったりと森林の町を楽しむことができました。
こちらは、ツアーで行く梼原材を利用した低炭素住宅（LCCM住宅）のモデルハウスの中。
モデルハウスの前にはきれいな小川が流れ、うなぎが釣れるそうです。
前回訪れたときのことは、こちらの記事にも書いています→「環境に配慮した林業の町「高知県梼原町」を訪ねる 」
今回の日程など、詳細はこちら。香川県の補助事業だそうで、参加費が安くてびっくりです。
◆日程＝平成２８年１０月２２日(土)～２３」(日)
◆集合時間＝午前７時２０分 （出発７時３０分）
◆集合場所＝国産材住宅推進協会 事務所前
（阪急宝塚線「三国」駅 南出口を西へ約3分）
◆宿泊＝農家民宿（田舎皿鉢料理）
◆旅費＝１２,０００円（バス代、宿泊費、３食含む・税込）
※１７日の昼食は自費負担となります。
※お子様も３歳以上、同料金となります。（２歳以下のお子様については要相談）
◆締切＝定員になり次第（２０名）
◆日程＝下記の通り（変更になる場合があります）
スケジュールは以下。
＜10月22日（土）＞
７：３０ 協会前出発（途中トイレ休憩）
１２：３０～１３：１５ 高知須崎道の駅（各自昼食）
１４：００～１５：００ 森林見学 伐採体験
１５：１０～１６：３０ 梼原町森林組合（工場内見学）
１６：４５～１８：００ 雲の上の温泉（入浴）
１８：２０～２０：３０ 農家民宿「かわい」（懇親会）
＜10月23日（日）＞
６：３０～７：３０ 朝食
７：３０～１０：００ 民宿 出発 四国カルスト高原
（風力発電見学）※天候により中止する事があります。
１０：００～１２：４５ ゆすはら町内（木橋、庁舎、芝居小屋、町の駅等）見学
LCCM住宅 見学
１２：４５～１３：３０ 太郎川公園「くさぶき食堂」（昼食）
１３：３０ 梼原町出発（途中トイレ休憩）
１９：００頃 協会前到着
バスの出発地は大阪ですが、ぼくは香川に住んでいるので、前回、お願いして途中の高速の道の駅から乗せていただきました。
森や林業や自然エネルギーに関する先端的な取り組みを見て廻れる、おすすめのツアーです。参加申し込みは、NPO国産材住宅推進協会のウェブサイトに掲載されている問い合わせフォームかお電話で。
