ツユクサのチンキをつくりました。皮膚の消炎、解熱、眼病などに

庭で手洗いで洗濯をしているとき、相方がツユクサを摘み始めました。ぼくが毎年悩まされているあせもに効くそうで、焼酎に漬けてチンキ(ティンクチャー)にしてくれるそうです。

ぼくも裏庭に探しに行きました。


この青い花びらがなんともいい色です。

朝に咲いた花が昼過ぎにはしぼんでしまうことから朝露を連想させ「露草」と名付けられたという説があるそうです。このときは昼過ぎでしたが、まだ咲いていました。ちなみに、英語ではdayflowerと言うらしく、ところ変わっても人間の感性は似ています。


瓶一杯にツユクサの茎と葉と花を入れました。

お気に入りの無農薬の玄米焼酎を入れて、仕込みは完成。



翌日には、花びらの青色が消えていました。

ツユクサの花の色は、水に浸すとすぐに消えるため、友禅染めなどの下絵用の染料として使われてきたそうです。アルコールでもすぐに消えてしまいました。


ツユクサは、あせも以外にも、消炎、解熱、下痢止めなどの効能をもつそうです。虫さされや扁桃腺の腫れにも効くらしい。花の搾り汁で目を洗うと、眼病や目の充血に効くという話もあります(アルコールに漬けてしまったのはダメですが)。

チンキにしておくと長期間保存できて、庭に生えていないときでも使えるので、身近な植物でいろんなチンキを作っておくと安心です。



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