移住先を探すのに役立つウェブサービス「RegionWire」【閉鎖】

世界地図で見ると小さな日本ですが、どこかへ移住したい人が、日本国内で漠然と移住先を探すにはとても広い。

安く借りれる古民家があって、畑があって、山の方で、既に移住者のコミュニティがあって…などと、条件を挙げていっても、場所が簡単に絞り込めるわけではありません。

移住先のソーシャルファインディングサービス「RegionWire」というのが始まったらしく、そんなときに役立ちそうです。(追記:2019年2月12日現在、サイトが閉鎖されています)

2015年の8月6日にスタートしたらしく、ぼくが移住したときにはまだなかったのですが、これから移住を検討している方は、情報収集に大いに役立ちそうです。ぼくも今の借り家にずっと住み続けるわけにはいかないので、登録しました。

「たとえば、移住相談施設は全国各地の情報が網羅されており、その分、個々の地域が埋没しがち。情報の拡散もその施設を訪れた相談者にとどまってしまう。移住情報ポータルは要項的内容で、他地域との違いが分かりづらく、強い興味を喚起するものではない。一方、詳細な情報を提供できる地域独自サイトも立ち上がり始めているが、そもそもその土地に関心がある人にしか読まれないなど、いずれにおいても課題がある」
たしかに、移住候補先が決まってくると、そのあとの情報収集は比較的簡単なのですが、まったくわからないところから自分に合っている場所はどこだろう、と漠然と探すときに役立つサービスというのがあまり見当たりません。

RegionWireでは、ユーザーの希望条件(過ごしやすい気候/子育て環境/豊かな自然/アウトドアスポーツが楽しめる/生活コストが安い/仕事が見つけやすい/医療・福祉施設がある/買い物の利便性/支援制度が充実)に基づいて、それに応じた地域の記事が紹介される仕組みになっているようです。

登録されている地域はまだそれほど多くありませんが、これから増えていくのが楽しみです。


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by 硲 允(about me)
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