「空き家」のことは、香川に移住してきてからよく話題に上ります。
ぼくが住んでいる香川県綾川町にも、空き家がたくさんあるはずですが、住みたい人がいてもなかなか借りられる空き家が見つかりません。ぼくは幸運にも、NPO空き家活用研究会に紹介いただいて、築60年くらいの一軒家を安くお借りしていますが、こういう空き家はなかなか見つからないのが現状のようです。
【関連記事】
by 硲 允(about me)
ぼくが住んでいる香川県綾川町にも、空き家がたくさんあるはずですが、住みたい人がいてもなかなか借りられる空き家が見つかりません。ぼくは幸運にも、NPO空き家活用研究会に紹介いただいて、築60年くらいの一軒家を安くお借りしていますが、こういう空き家はなかなか見つからないのが現状のようです。
町の自治体が積極的に動けば、空き家の賃貸・売買物件はもっと出てくると思います。香川県では例えば三豊市が、独自の空き家バンクを運営していて、新しい物件が頻繁に登録されています。香川県全体では、「香川が新しいふる里 かがわ住まいネット」で空き家が紹介されています。他に独自に運営しているのは、まんのう町、観音寺市、小豆島町、土庄町、直島町。
先日訪れた高知県梼原町では、移住者のために空き家を借り上げ、450万円を上限に改修を補助する制度があります。住居紹介のページを見てみると、どの家もきれいに改修されていて、賃料はいずれも15,000円。移住者にとって、ありがたい制度です。
最近、「空き家管理士」という資格ができたそうです。2013年の数字ですが、(別荘など二次的住宅を除いた)全国の空き家数は約780万戸(総務省 住宅・土地統計調査による)で、住宅総数の12.8%というのはすごい割合ですね。これを活用せずに、田畑をなくして30年くらいしかもたない新築住宅をどんどん建てるのはもったいないだと思います。
「古民家鑑定士」という資格もあり、時間があるときに勉強してみたいと思っています。
【関連記事】
by 硲 允(about me)