コンポストトイレを自作:生ゴミ処理機(自然にカエル)を使って


今借りている家には汲み取りトイレが付いていますが、汲み取りよりもコンポストトイレのほうが快適だろうと思い、トイレを作りました。これはコンポストトイレ第1号。今は別の方式の第2号を使っていますが、まずはこちらから紹介します。

これは、市販の生ゴミ処理機を利用し、「安曇野パーマカルチャー塾」のウェブサイトに教わりながら作りました。


エコクリーン 家庭用 生ごみ処理機 自然にカエル S 基本セット (手動式)

前までイケアやニッセンで木製便座が販売されていましたが、現在はどちらでも品切れか、販売中止になったようです。しかし、ぼくは「木製」があきらめきれず、自分で作りました。無垢の木を使っているのでお尻が冷たくなくてよかったのですが、発酵の際の水分で汚れるので、ニスを塗っておくべきでした。

「自然にカエル」に付いている発酵資材がなくなったら、買い足さなくてもピートモスと「えひめAI」を使えば大丈夫でした。

トイレを使ったあとに、ピートモスをかけ、スプレーボトルに入れた「えひめAI」をスプレーして、レバーを回すだけ。ティッシュは別に用意したゴミ箱に入れます。「えひめAI」の分解力はさすがで、次に使うときにはにおいが消えています。

タンクの中がいっぱいになってきたら、段ボール箱に移し替えて、さらに発酵させていましたが、発酵の際の蒸気で段ボールの底が抜けてしまいやすいので、水分に強い容れ物がいいようです。

このトイレを1年ほど使ってみて、水洗トイレほど快適ではないけれど、トイレとしての機能は十分に果たしてくれることがわかりました。水洗トイレを使っている家でも、災害用に1台用意しておけば安心です。

とはいえ、このトイレは交換がずいぶん大変なので、その後、別の方法でコンポストトイレを自作し、より快適に暮らせるようになりました。



詳しくは下の記事をご覧ください。

生ゴミ処理機を使ったコンポストトイレ第2号、なかなか快適です。


by 硲 允(about me)
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