熊野旅行中、中辺路にある古道歩きの里「ちかつゆ」に寄りました。
広めの敷地に建物がいくつかに分かれていて、軽食にお土産に、地元の農産物に・・・いろいろ揃っていました。
熊野では、昔からめはり寿司やさんま寿司、さば寿司など、お米の食文化が豊かな地域で、当然ながら、昔は地元で作られたお米でこれらの料理が作られていました。ところが、現在では県外産のブランド米に押されているとのこと(香川のうどん屋でオーストラリア産の小麦が主流なのと同じような感じですね)。
「熊野米プロジェクト」は熊野の地で作ったお米を見直し、郷土料理を地元のお米で作って食べようという、お米の「地産地消」を促進する活動らしい。
お米の品種は、「ひかり新世紀」という新品種で、これは99%がコシヒカリの遺伝子と同じですが、コシヒカリよりも稲の長さが約20センチ短いため、耐風性が強く、台風が多い熊野でも育てやすいそうです。梅の調味液を使って草を抑え、農薬や化学肥料を減らして栽培をしているとのこと。
こちらは、中辺路のcuillereさんが農薬・除草剤・肥料を使わずに育てたハーブを使った石鹸。
同じくcuillereさんのハーブティと栗のコンフィチュール。
中辺路で美容室&コーヒー豆の焙煎販売をしているCABELOさんの自家焙煎コーヒー豆。
いろいろあるので、ひと休みのつもりが、ゆっくり見て回っていたらあっという間に時間が過ぎてしまいそうです。
畑のスペースまでありました!