このブログは香川の情報が多いので、香川への移住を検討している読者の方もいらっしゃるかもしれません。移住の際、問題となりやすいのは仕事のことです。
ぼくは幸い、翻訳の仕事はネットにさえ接続できればどこでもできるので心配ありませんでしたが、そのまま持って移動できない仕事をしている場合、移住にあたって大きな決断が必要になります。
都会から地方に移住しようというような人は、おそらくもっと自由な仕事がしたいと思っている人が多いことと思います。香川で出会った移住者の友だちにもそういう人が多い。自分のやりたいことは何だろう。自分の好きなことは何だろう。そういうことを本気で追求している人が多い。
最初から自分の好きな仕事だけをして暮らしていくことは難しいので、まずは資金集めでいろいろアルバイトをしながらだんだんシフトしていく人もいます。綾川町に新しくできたカフェのご夫婦も、香川に移住してきてから最初は開店資金を集めるために二人でバイトをしまくったと話していました。
バイトにしても、なるべく面白い仕事をしたいものです。
普段よく行くお店や気になっているお店などで、バイトを募集しているところを紹介します。このブログを継続的に読んでくださっている方にはもしかすると趣味が合うかもしれません。
カフェレスト MIMOCAのカフェスタッフ募集
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に併設されているカフェです。丸亀に出掛けたときによく寄ります。シンプルな内装で落ち着いた雰囲気。3、4回行った限りでは、そんなに混んでいることもなく、ゆったりと仕事ができそうな感じでした。
IKUNAS 編集アシスタント募集
IKUNASとは、「さぬき時間を楽しむ」をコンセプトに、香川で手仕事や伝統工芸(漆、てまり、下駄、保多織など)に携わる人たちを紹介している雑誌。「明るく元気で人と話すのが大好きな方」と書かれているので、ギャラリーでの接客などもあるのかもしれません。編集の経験は問われていないので、香川が好きで、手仕事や伝統工芸に興味があれば、特に経験がなくても大丈夫なのだと思います。
さぬき産業工芸館 サン・クラッケ スタッフ募集
サン・クラッケとは、高松の商店街にある、香川の工芸品、食品、生活雑貨、農産物などを置いているお店です。仕事内容は、販売、加工・調理、カフェ営業、ウェブスタッフ、POPやフライヤーの作成など多岐にわたるようで、いろいろ勉強にもなりそうです。将来、ものづくりで独立したいという場合、こういう場所での経験は糧になるのではないかと思います。
BAKER MR. So & so (ベーカーミスターソーアンドソー) 販売スタッフ、製造スタッフ募集
仏生山温泉にいくときはしょっちゅう寄るお気に入りのパン屋さん。どのパンもおいしく、プロ意識が高い感じなので、パンが好きで、本気で働きたい方におすすめです。「お客様との会話も大事にしている」とのことで、人と接するのが好きな方が向いています。
それから、香川に特化したこんな求人サイトもあります。
香川の人・企業・地域をむすぶ 仕事マルシェ
エリアや雇用形態、職種で検索でき、求人件数もけっこうあるので役立ちそうです。
定番のタウンワーク(香川版)。
1/18〜24号を見てみました。
今年は瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)が始まります。それにあたって、スタッフをいろいろ募集しているようです。英語でお客さん対応をするスタッフも募集していて、ぼくもちょっと検討してみたのですが、安すぎたのでやめました。
これは香川ならでは! 一から始める「うどん職人」の仕事です。
東京では悲壮感を漂わせてタウンワークを見ている人が多かったのですが、香川では楽しそうにタウンワークを見ている人を見掛けます。生活の余裕が違うのと、こういう面白い仕事があるからでしょうか。