七十二候の「欵冬華(ふきのはなさく)」の通り、フキが出ていました。

今年は1月21日に「大寒」を迎え、この日から1月24日までは七十二候でいうと初候の「欵冬華(ふきのはなさく)」。

こんな寒いときにフキが出てくるのかと思い、1月20日に近所で毎年フキが生えているところを探しにいってみると、出ていました!




まだ寒そうにしていますが、こうしてもう姿を現していました。

気温は低く、風は冷たいですが、最近の陽射しは春を思わせます。

今日、畑に出ると、隣りの畑の方が田起こしをされていました。うちの田んぼにはざ架けの竹でつくったはざが残っているのを見て、「親父がこういうのをしてたのは、私が中学生の頃や」と楽しそうにしてくれていました。

田起こしは何のためにするのかぼくはあまりわかっていないのですが(地中に空気を通すため?)、稲株を地中に混ぜ込むためでもあるようで、うちの田んぼを見て、「稲株はこのままでええん? 去年もそれでできたんやもんねぇ」とおっしゃっていました。うちの田んぼは不耕起の自然栽培でやっていて、最初のうちは、こんな方法で上手くいくのか心配してくれていたようですが、今では「こんなやり方もあるんやなぁ」と、楽しそうに見守ってくれています。「早くあったかくなったらええなぁ」と言って、その方はトラックで去っていきました。