プレジデント誌のイチロー選手と宮内義彦氏の対談、読みました。ルーティンについて。



PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/15号」に、野球のイチロー選手とオリックスのシニア・チェアマン、宮内義彦氏の対談が載っていました。

ぼくは野球をほとんどしたことがないし、試合を見てもよくわからないのですが、イチロー選手が野球をする姿は見ているだけで気持ちがよく、インタビューや対談での言葉にいつも刺激を受けています。

今回の対談で印象に残ったのは・・・

いつもと同じことをするのが大事。心からいこうとすると難しいけれど、体を動かすと心がついてくる。積極的な気持ちになれないときの方法です。

というような箇所です(記憶があいまいなので、インタビュー原稿そのままの言葉ではありません。もともとの原稿も、話言葉を編集しているのでイチロー選手が語ったそのままではないと思いますが)。

これはとてもよくわかります(わかってはいても、毎日実践するのが難しいのですが)。

もう今日は気持ちが沈んで何もしたくない、というな気分のときでも、田畑に出て体を動かしていると、家に帰ったときには別人のようにすっきりとした気分になっている、ということがあります。

今日は何も書けそうにない、というときに、いやいやでも机に向かってペンを持っていると、だんだんノッてくることもあります。

体と心は連動しています。「ルーティン化」すると、体をいつもの通りに動かすことで、心もいつもの通りになってくるのが不思議です。ぼくは夜寝る前に歯を磨くことが多いので、たまに昼間に甘いものを食べて歯を磨くと途端に眠くなってくることがあります・・。

会社に出勤していた頃は、何時に起きて何時の電車に乗ってと、嫌でもルーティンを守って体を動かして気持ちを切り替えていましたが、フリーランスになって時間と場所の制約が減ると、自分でルーティンをつくっておかないとケジメなくだらだらしてしまいがちです。

最近は、1日に「小説2時間」「ブログ2時間」をルーティンにしています。気持ちが乗らなくても、とにかく紙やパソコンに向かう。そうやって動き始めたら、心も自然とついてきてくれます。


【イチロー選手の本いろいろ】


自己を変革する イチロー262のメッセージ



イチロー・インタヴューズ (石田 雄太)


イチローに糸井重里が聞く (朝日文庫)


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by 硲 允(about me)