by alone / novecentino |
近場にノマドワークをしたくなる場所がない
気分転換にどこかに出掛けて仕事をしようと思っても、近所にこれといった場所がありません。
綾川(香川県)のイオンに行けば、カフェが何軒か入っていますが、賑やかにおしゃべりをして過ごす場所という雰囲気で、黙々と何時間も仕事をしていられる感じはありません。
香川のノマドワーク事情は?
高松まで出たときは、時々、丸亀町商店街のスターバックスで仕事をすることがあります。ここは無線のインターネット接続(LAN)や、席によっては電源が無料で使えて、パソコン仕事をしている人が結構います。
高松には、「gain-Y(ガイニー)」、「Sunplat(サンプラット)」、「高松コワーキングスペース準備室」、「コワーキングスペース Share Office」というコワーキングスペースもあります(どちらもまだ行ったことがありませんが)。ノマドワークをするための場所の需要というのは、ある程度あるのでしょう。
仕事が捗るのはどんな場所か?
パソコン仕事をするときに、こじんまりとしたカフェだとどうも落ち着きません。周りの席が近いと、話し声が気になるし、逆に、カフェに仕事の雰囲気を持ち込んでお店の迷惑になっていないか心配になることもあります。
カフェというのは、同じ空間でそれぞれの人が思い思いに時間を過ごし、そのときたまたま一緒になった人が集まってある雰囲気ができていくのが面白いところですが、適切な距離感というのがあります。
ゆったりとしたスペースで、周りの話し声やバックミュージックなどが聞こえてくるけれど、それが邪魔にならず、自分(自分たち)のことに集中しながらもリラックスできるような空間が好きです。シーンとした図書館の自習室のような場所よりも、それくらいのちょうどいい賑やかさがあったほうが仕事が捗ることがあります。
長居したくなるのは、自然素材に囲まれたカフェ
先日、高松のスタバで仕事をいていると、「自然の素材を使ってるのがいいんやろね」と相方が言いました。机や椅子は木製で、内装にも結構木材などの自然素材が使われています。
たしかに、自然素材に囲まれたカフェにいるとゆったりとくつろいで、心地いいのでついつい長居してしまいます。
「好きなことを仕事にする」という本で紹介している「麻よしやす」という吉祥寺(東京)のカフェでは、店のあちこちにヘンプ素材が使われていて、とても居心地のいい空間です。
仕事仲間と打ち合わせや合宿などをするときも、人工的な箱のような部屋よりも、和室や木に囲まれた空間のほうが、みんな生き生きして有意義な集まりになります。
世界初!? 畑の中のコワーキングスペースという構想
広々としていて、自然素材がいいなら、いっそのこと、野外、それも畑の中にコワーキングスペースを作ったらどうだろうと思いつきました。
広々とした畑のあちこちに、デスクワークができる空間をつくり、打ち合わせができる大きなデスクや、個人作業用の小さなデスク、休憩用にくつろげるハンモック、情報交換用のボードなどを設けます。
直射日光が当たると、パソコンの画面が見えづらいので、木や竹でシェードをつくります。
じっと座って頭ばかり使って身体を動かしたくなったら、畑仕事(草刈りなど)をし、畑仕事は作業に応じてポイントがたまり、利用料や飲食料から割り引かれます。
畑で育った朝穫れ野菜を使ったランチを提供。サラダは食べ放題。
種まきや苗の植え付け、収穫などを一緒にする畑イベントをときどき開催。普段仕事に訪れる参加者が作業を通じて交流し、仲を深める機会になります。
畑仕事をしてみて、もっと本格的にやりたくなったら、畑の一角をその人専用の畑として自由に使えるように貸し出すサービスもあります。
地元の木材を使った建物もあり、雨が降ったり、暑すぎたり寒すぎたりする時期は、室内でも仕事ができます。
こんな場所があったら、訪れてみたいでしょうか?