蚊の季節がやってきました。夕方、畑や庭に出ていると、ブーンと近づいてきます。昨日は庭で頭を洗っていると、終わる頃には両腕を2カ所ずつ刺されていました。最近の蚊はびっくりするほど賢くて、どこにとまったら叩かれないか考えて狙ってきます。昔の蚊はこんなに賢くなかったように記憶しているのですが、蚊の知能が発達したのでしょうか?
よくわからない化学物質はなるべく使いたくないので(一般的な蚊取り線香の殺虫成分は、「合成ピレスロイド」という化学物質)、うちでは天然素材100%の蚊取り線香を使っています。
かえる印のナチュラルかとり線香
先日、畑から家に帰ってきたら、いい香りがするので相方がお香を焚いているのかと思ったら、この蚊取り線香でした。好みは人それぞれですが、ぼくは一日中焚いていても苦になりません(ムカデに悩んでいた香川暮らし一年目は、蚊取り線香の煙に忌避効果があるかもしれないと思い、一日中絶やさずに焚いていました)。
成分は、ピレトリン(除虫菊に含まれる有効成分)、虫菊柏粉、タブ粉末、木粉、ヤシガラ粉末。防腐剤(ソルビン酸など)や着色料は一切使用せず。
パッケージも可愛くてお気に入りです。
先日、友人から、自然素材100%の別の蚊取り線香が届きました。
菊花せんこう 標準型 30巻入
こちらも、自然の除虫菊から作られた蚊取り線香です。
「かえる印のナチュラルかとり線香」に使われている除虫菊は中国で育ったものですが、「菊花せんこう」は、中国産の除虫菊に加えて、北海道の滝上町で自社栽培している除虫菊と和製薄荷が混ざっているそうです。その他の原料は、除虫草(シソ科ハーブ)、白樺木粉(北海道産)、タブ粉、澱粉。
「かえる印のナチュラルかとり線香」と「菊花せんこう」は、このように除虫菊以外の材料の違いのほか、除虫菊に含まれる成分「ピレトリン」の量も違うらしく、「かえる印のナチュラルかとり線香」は0.4%、「菊花せんこう」は0.1%です。「菊花せんこう」のほうがよりマイルドなつくりになっています。「かえる印のナチュラルかとり線香」でも、蚊が逃げたり弱ったりする程度で死ぬことは少ないです。
畑仕事や庭仕事をするときは、携帯用の蚊取り線香入れがあると便利です。
キャプテンスタッグ 携帯用安全蚊とり器 M-7795
さっき初めて知りましたが、「蚊取」機能付きの空気清浄機(蚊取空清)なんていうのがあるんですね。
シャープ 蚊取 空気清浄機 プラズマクラスター搭載 ブラック FU-GK50-B
危険な殺虫成分をまき散らすのかと思いきや、紫外線を発する「UVライト」を空気清浄機に取り付けて、寄ってきた蚊を吸引して粘着紙に吸着させるという仕組みらしいです。