いろんなお米の苗代づくり。みどり米、古代米、中生神力など…


今年はお米づくり3年目。今年もハッピーヒル(自然農法を提唱した福岡正信さんが生み出した品種)を中心に育てますが(先日、苗代づくりをしました)、他にもいろいろな種籾をいただいたので、今年は違うお米も少しずついろいろ育ててみる予定です。

ハッピーヒルの苗代をつくった後日、その横にもう一つ、小さな苗代をつくりました。

まず、種まく旅人さんからいただいたみどり米。鹿児島県の「自然農・福崎農園」さんが育てられたお米で、その前は宮崎県綾町の「賢治の学校」というところからやって来たそうです。宮崎県綾町は、町をあげて有機農業に取り組んでいる場所で、前から気になっていました。

次に、これと一緒に種まく旅人さんからいただいた、福崎農園さんの田んぼで自然交配したお米。自然農の田んぼに作付けした「おおすみ」(陸稲、うるち米)、「みどり米」(水稲、もち米)、「タイの香り米」(インディカ、うつり米)、「ヒノヒカリ」(水稲、うるち米)、「ハッピーヒル」(水陸、うるち米)の中から気を引くお米の種を採り続けて育ててこられたお米とのこと。

それから、東京で暮らしていた頃に何かのイベントのときに、「株式会社素敬 小さな農的暮らしデザイン課」というところからいただいた、自然栽培の「香り米(古代米)」。何年前に育ったお米か忘れてしまいましたが、芽を出すでしょうか・・!?

もう一つは、千葉県香取郡で自然酒をつくっている蔵元「寺田本家」からやって来た「中生神力」(なかてしんりき)。稲刈り会のイベントのときに、その辺に落ちた種籾をいただいてきて、大事に取っておいていたものです。これも数年前に育ったお米ですが、芽を出すかどうか!?

「ハッピーヒル」の風味は独特で、毎日食べるにはうーん、という感じで(好みや育て方の問題もあると思いますが)、福崎農園さんのように、いろんなお米を自然交配させるのもいいもしれないと考えています。

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お米づくりは、基本的にはこちらの本を参考にしています。


自然農の米づくり(大植 久美 (著), 吉村 優男 (著), 川口 由一 (監修))