香川に移住した最初の年(2014年)は、3月や4月頃、花粉症で鼻水が止まりませんでしたが、2年目からはこの時期の症状がおさまりました。もしかすると、森に定期的に通っているので、そのときにヒノキの花粉を吸い込みまくっているのがいいのかもしれません。
ところが、5月頃になると、ときどき鼻水が出続ける日があります。春先とはまた別の種類の花粉でしょうか。パソコン仕事をしていても、畑仕事をしていても、しょっちゅう鼻をかまないといけないので、なかなか作業が進みません…。
そんなときは、これをなめています。
海外直送品Hylands Seasonal Allergy, 60 Tabs (Pack of 3)
いわゆる「ホメオパシー」の製品です。
ホメオパシーは、今から200年前にドイツの医師ハーネマンがその生涯をかけて確立させた自己治癒力を使う同種療法です。同種療法の起源は古代ギリシャのヒポクラテスまでさかのぼることができ、「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」が根本原則になっています。
ホメオパシーとは|日本ホメオパシー医学協会 より
ホメオパシーについては詳しくないのですが、天然の素材を用いているので、よくわからない化学物質がいろいろ入った薬よりいいだろうと思って使っています。ちなみに、高松の「pixie」という雑貨屋さんで買いました(去年なので、今もあるかどうかはわかりませんが)。
錠剤になっていて、1回に1錠か2錠を舌の下で溶かして摂取します(対象年齢は12歳以上)。4時間ごと、あるいは必要に応じて飲むように書かれています。「Lactose N.F.」という果糖の一種が入っているので、甘くてなかなか美味しいです。
初めて飲んでびっくり。鼻水がすーっとひいてきました。軽い症状のときは、これですっきりおさまります(あまりにひどいときは、症状が緩和する程度ですが)。
鼻水を止める代わりに尿から排出するようで、これを飲むときは水分をたくさん摂るといいと、pixieの店主に教えてもらいました。
花粉症だけでなく、かびやペットのふけなどのアレルギー症状も緩和すると書かれています。
ぼくの症状は鼻水が中心ですが、目のかゆみや頭痛などに効く成分も入っています。有効性分の一覧を載せておきます。※括弧内は効能
- Allium Cepa 6X HPUS(花粉症、涙目)
- Natrum Muriaticum 6X HPUS(くしゃみ、目のかゆみ)
- Histaminum Hydrochloricum 12 HPUS(副鼻腔の痛み)
- Luffa Operculata 12X HPUS(副鼻腔の痛み、頭痛)
- Galphimia Glauca 12X HPUS(くしゃみ、鼻水)
- Nux Vomica 6X HPUS(鼻や喉のかゆみ)
市販薬とはいえ、この商品を置いているお店は極めて少ないと思いますが、amazonでも(3個セットですが)販売されています。
化学物質を気にしていなかった頃は、一般的な花粉症のクスリを飲んでいたこともあり、たしかに鼻水はぴたっと止まりましたが、あのヘンな眠さが気持ち悪くて、続ける気がしませんでした。これは、強力なクスリに比べたら効果は緩やかかもしれませんが、自覚する限り、ヘンな副作用がないので安心できます。