雨の日の散歩の風景。花が美しいなんて、ちょっと前までは思ったこともなかったけど。

畑仕事で身体が疲れ切っているときは、雨の日に一日中デスクワークをしていると身体が休まるし、ずっと座っていても辛くないのですが、動き足らない雨の日は、傘を差して外に散歩に出掛けたくなります。

朝も用事で散歩に行ったのですが、夕方、パソコン仕事に疲れて再び散歩に出掛けました。

神社の小さな森の木に、小さな白い花が咲いていました。


雨の日の草木は色あざやか。



こんなところにアップルミントが! アップルミントは生命力の強いハーブのようで、散歩中に空き家の庭で生い茂っているのを時々見掛けます。前に苗を買ってきてうちの畑にも植えました。一度根付くと、根っこを横に広げてどんどん増えていきます。


誰も管理していなさそうな場所に生えた桑の木。散歩の途中でその実をつまみ食いするのが楽しみ。「鳥みたいやなぁ」と相方のつっこみ。だいぶ赤くなっていますが、まだ熟していないので、おあずけ。


フキが群生。ちょっと幻想的な風景です。


何でもない草地ですが、平和な空気が漂っていました。


この木がブロッコリーに見えました。別にお腹が空いていたわけではありませんが、桑の実が食べられなかったから??


アカツメクサが、雨に濡れて美しすぎます。必死で写真をとろうとするぼくの傘を持ってくれた相方が、「虫みたいなヤツやなぁ」とつっこみ。5、6年くらい前までは、花がきれいだと思ったことなんてほとんどありませんでしたが、人間、変われば変わるものです。


イオンの駐車場で、満開の車輪梅(シャリンバイ)。国道32号線沿いの植え込みにも車輪梅が植えられていて、そこから種が飛んだらしく、道沿いの民家の庭で背が高く成長していました。植え込みの車輪梅は人間の腰くらいの高さに切り揃えられていますが、自然にしていればそんなに背が高くなることを初めて知りました。

外を歩いたのがよかったようで、パソコン仕事で煮詰まった頭がほぐれていろいろと発想が浮かんできました。頭を集中的に使った後は、外で身体を動かすとバランスが回復します。家に戻ると、別世界に帰ってきたような心地がしました。