洋服の繕いやお直しは、「貧乏臭いもの」ではなく「おしゃれなもの」になり得る


香川に移住して畑仕事を始めてから、ズボンの膝によく穴をあけるようになりました。

この写真に写っているのは、クライミングウエアのブランド「ROKX(ロックス)」のクライミングパンツ。さすがクライミング用で、脚を180度開いても大丈夫なつくりになっていて(そんなにも開きませんが)、動きが自由です。

いかにも頑丈そうですが、いつの間にか穴があいていました。

着心地、履き心地のいいものは、古くなったり破れたりしても捨てる気にはなれず、このズボンも、相方にお願いして「お直し」してもらいました。

相方が選んだのは青いジーンズ生地。草木染めの縫い糸で、四角い渦巻きと縦線の模様が入っています。昔買った、ラオスの手作りのコースターのようで、気に入りました。

着替えにこのズボンを持って温泉に行き、湯上がりにロビーで休んでいたとき、靴下にもお揃いの当て布が付いているのを相方が見つけました。

「これええわ〜」とぼくが喜んでいると、「このよさをわかってくれる人はあんまりおらんやろなぁ」と相方は笑っていました。

先日、友人が繕いのこんな本があるのを教えてくれました。


お直し とか(横尾 香央留)



繕いノート(勝屋 まゆみ)


「お直し」や「繕い」というと、「貧乏臭い」イメージを持っている人もいるかもしれませんが、これらの本には、おしゃれで、しかも何気ないお直し(繕い)がいろいろ紹介されています。パラパラと見ているだけでも楽しい本ですが、見ているとやってみたくなります。ぼくは特に靴下に大量に穴をあけ、相方のお直しが追いつかないくらいなので、自分でもできるようになりたいと思っています。

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ちなみに、ROKX(ロックス)のクライミングパンツはアマゾンでも買えます。


(ロックス)ROKX COTTONWOOD ROKX コットンウッド ロックス クライミングパンツ RXM004 M ALL BLACK(オールブラック)