高松市観光町にある、「うっちゃんの ひだまり不動産」。歩いて初めてここを通りかかったとき、この黄色い看板を見て、「なんか面白そうな不動産屋さんやなぁ」と思ったら、やっぱり普通の不動産屋とはちがうところでした!
その帰り道、歩き疲れて、同じアパートに入っている「まんまカフェ」というお店に入ったら、どうやらここは「ふだまり不動産」がリフォームされたらしい。
古き良き時代に新しい風を吹き込んだ、というような雰囲気で、60代くらいに見える男のオーナーさんがおしゃれなケーキや珈琲を出してくれました。
別のテーブルでは、新しいリノベーションのプランを相談している声が聞こえてきました。
そうです、「ひだまり不動産」は、古い物件(築30年以上が多いとのこと)をリノベーションして再販・賃貸するという事業を行っています。
「うっちゃん」こと、創業者の内海芳美さんはかつて、自分が住みたいと思える物件がなかなか見つからず、ここをリノベーションしたらよくなりそうだなぁというところをプロのデザイナーに任せたところかっこくよくなり、これを事業にしよう、と思われたそうです。
香川に来てから気になっていたお店のリノベーションを「ひだまり不動産」が手掛けていることが多く、「お店を始めたい」という方からの相談も増えているとのこと。
たとえば、灯りと雑貨のお店toucaや、同じビルの2階にあるコワーキングスペースgain-Y(ガイニー)など。高松市福岡町にある革製品の修理店「SPHERES GATE(スフィアーズ・ゲート)」も、ひだまり不動産による建物で、素敵なお店です。(リノベーションされた物件の一覧はこちら)
内海さんの娘さんは、大学3年生のときに古い物件を100万円で購入し、そこに古着屋さんが入って家賃収入を得るようになったそうで、大学生のときからそういうことができて楽しそうやなぁと思いました。
詳しくは、こちらの映像をご覧ください。古い物件がどう生まれ変わったか、映像でみるとよくわかります。
「うっちゃんの ひだまり不動産」のウェブサイトはこちら。
【関連書籍】
これから"おカネ"を生み出す不動産って?(内海 芳美)
「ムリなし」不動産で家族しあわせ!―10人の「成功主婦大家さん」からの“人生マル得不動産経営のススメ(内海 芳美, 加藤千春, 石井由花)
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